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検索エンジン上位表示(SEO対策)
リテックでは、SEO対策会社と違い、膨大な手間やコストをかけるSEO対策はできません。しかし基本的な対策を確実に実施して上位表示を目指します。
5W1Hによるキーワード抽出
検索エンジンに入力したキーワードで、ホームページが検索されるようにするには、お客様が探すキーワードをホームページ上に盛り込む必要があります。
ただ何もないところから、キーワードを想起するのは大変です。5W1Hの切り口、つまりだれが、いつ、どこで、何を、どのように必要としているのか、なぜ必要としているのかを考えれば、お客様が商品やサービスを探す状況を具体的にイメージできるようになり、さまざまなキーワードが浮かんできます。
WHO(誰が)
目的とする商品やサービスを探すために、対象とするターゲットで絞り込む人も大勢います。●●向け商品、○●向けサービスの●●の部分を考えます。●●の部分としては、幼児向け、高齢者向け、ビジネスマン向け、法人向け等様々なキーワードが考えられます。
WHOM(誰に)
お客様が商品やサービスを誰に依頼しようとしているのか、つまりどこで買おうとしているのかを考えます。例えば、松坂牛なら肉屋とか精肉店を考えます。そこから「松坂牛 肉屋」とか「松坂牛 精肉店」と言うキーワードが浮かんできます。
WHAT(何を)
お客様が探す商品やサービスそのものです。お客様が何を必要として以下を考えます。人によって表現が異なる場合があるので、様々な切り口で表現を考えてみる必要があります。 たとえば「あんこ」は「あん」、「餡」、「餡子」などのキーワードで検索されます。土のキーワードで検索されることが多いかを考慮したうえで、競合の少ないキーワードを選びます。
WHEN(いつ)
お客様がいつその商品(サービス)を使うのかを考えます。商品やサービスによっては、「お盆」、「お彼岸」、「正月」、「深夜」、「早朝」など使う時をキーワードとして検索することがあります。たとえば、早朝から営業しているカフェを探しているお客様は「カフェ、早朝、東京駅」といったキーワードで検索します。
WHY(なぜ)
お客様はなぜその商品・サービスを購入するのか、商品・サービス購入の目的をキーワードで表現します。目的や用途で絞り込めば、競争相手が減り、上位に表示される確率が高くなります。また当該商品を目的としたお客様が、ホームページに来店されるので、お客様の購買確率も高くなります。
例えば米には業務用と家庭用があります。またカレー用、寿司用など、飲食店によっては用途によって使用する米を使い分ける場合があります。米屋の競争相手は星の数ほどあり、「魚沼産こしひかり」、「宮城産ささにしき」など銘柄で上位表示されることは至難の業ですが、カレー用米、寿司用米は競争相手がほとんどありません。
HOW
どのような商品・サービスを提供するのか、商品やサービスを提供する場合の特徴を考えます。 商品につく形容詞で、「美味しい」、「低価格」、「高品質」、「こだわり」などお客様が商品を検索する時に入力することが予想されるキーワードを選びます。
住宅の場合、「耐震」、「免震」、「健康」、「省エネ」などのキーワードが該当します。また左記の形容詞から想起される「太陽光発電」、「無垢材」、「アセトアルデヒド」などのキーワードが該当します。
WHERE
お客様が商品・サービスをどこで購入したいのかを考えます。商品やサービスによっては、「地元で購入したい」、「旅行先で購入したい」など様々なニーズがあります。例えば、「箱根で美味しいそばを食べたい」などのニーズがあれば、「箱根 そば」で検索します。また住宅、宿泊サービス、飲食店など地域を限って提供するつまり商品やサービスの場合は、提供する地域をキーワードとして盛り込んでおく必要があります。
キーワードの選別
キーワードには、「BigキーワードとSmallキーワード」、購買目的の検索に利用されやすい「オンターゲットキーワード」と購買目的外の検索で利用される「オフターゲットキーワード」に分けられます。
キーワードを選別して、トップページに掲載するもの、サブページに掲載するもの、掲載しないものに振り分けていく必要があります
※BigキーワードとSmallキーワード
ビッグキーワードとは、yahoo,google,MSNなどの検索エンジンで 月間の検索回数が多いキーワードのことをいいます。ビックキーワードは月間検索回数が多い一方、ライバルも多いため、検索エンジンの 上位表示は難しくなります。Smallキーワードはその反対後で検索回数の少ないキーワードです。一般に2語、3語を組み合わせた長いキーワードが多く、ロングテールキーワードとも呼ばれます。
キーワード対策
キーワードの選別ができれば、次のような対策を講じます
1.キーワードに沿ったページ構成
グーグルやヤフーでは唐突にキーワードが出てきても、評価されないアルゴリズムになっていると考えられています。したがって意図的にキーワードを盛り込むのではなく、ページ全体あるいは段落全体をキーワードに沿ってまとめます。
2.内部被リンク
キーワードに内部被リンクが貼られていると高く評価されます。そこでキーワード間で内部リンクを張るようにします。
3.外部被リンク
外部からの被リンク、特に関連するテーマのサイトからの被リンクがあれば高く評価されます。弊社が管理する他サイトとのリンクを可能な限り進めるとともに、お客様が用意可能なリンク先とも積極的にリンクを貼ります。
4.HTML最適化
title,meta,strong,hタグ※には、ページにふさわしいキーワードを確実に盛り込みます。またaltタグもキーワードを使って説明するようにします。
※タグはhtmlの用語で、titleタグは、ページの題名を記入する部分です。またmetaタグにはページの説明やキーワードを記入します。strongタグは強調したいキーワードに使用するタグで、hタグは段落のタイトルを記入します。またaltタグには画像の説明を記入します。
5.キーワードバランス
キーワードの出現頻度はページ全体の5%〜10%が適切と考えられています。キーワードが多くなりすぎたり、少なくなりすぎたりしないよう、バランスを考えてキーワードの量を調整します。